バッテリー上がりを自力で解決したい!
と思ったことはないでしょうか?
そんなときに活躍するのが「ジャンプスターター」です。
バッテリー上がりをしたときは
- JAFなどのロードサービスで救援
- 知り合いのクルマを読んでブースターケーブルで救援
といった方法で救援するのが通常なので、だれかの助けが必要です。
しかし、「ジャンプスターター」を携帯しておけば自分一人で素早くバッテリー上がりを解消できます。
私はバッテリー開発経験はありますが、これまで実際にジャンプスターターを使ったことはありませんでした。
実際に経験してみたいと思い、今回初めて試してみました。
ジャンプスターターがどんなものか実際にバッテリー上がりを起こして試した結果をご紹介します。
使用したのは楽天ランキング1位を獲得しているジャンプスターターLUFTです。
この記事を読めばジャンプスターターLUFTに関して以下のことがわかります。
- ジャンプスターターLUFTの製品仕様や外観
- ジャンプスターターでバッテリー上がりを救援する手順・使用感
- モバイルバッテリーとして使う手順・使用感
- 実際に使ってみてわかったLUFTの特長
- ジャンプスターターLUFTの口コミ・評判
使用した結論をさきにいっておくと、
「しっかりバッテリー上がりからのエンジン始動ができました。」
その一部始終のレポートを記事中でご紹介します。
結論だけでなくジャンプスターターLUFTのことをより詳しく知っておきたい方は読み進めてみてください。
さっそく商品をチェックしてみる方は以下のリンクからどうぞ。
ちなみに、LUFTはAmazonでは販売していないようです。Amazonで人気なのは以下のジャンプスターターです。
こちらも好評の製品なのであわせてチェックしてみてください。
ジャンプスターターLUFTの基本仕様、製品外観、製品内容をチェック
ジャンプスターターLUFTがどんな製品なのかをチェックしていきましょう。
製品の基本仕様、外観、同梱品の内容をご紹介します。
基本仕様
まずはジャンプスターターLUFTの基本仕様を確認。
サイズ | 160 × 80 × 35 mm |
本体重量 | 440 g |
カラー | ブラック |
素材 | ABS(外面) |
バッテリー容量 | 13600 mAh |
出力 | USB5V / 2.1 A ×2口 DC12, 16, 19V |
入力 | 15V / 1A |
ピーク最大電流 | 500A |
充電時間 | 約3時間 |
動作環境 | -20℃~60℃ |
製品外観
開封時の製品外観をご紹介。
まずは箱から。
ジャンプスターターLUFTは一式を収納ケースに収めることができ、持ち運びに便利。
収納ケースを開いた状態。
本体はマットな質感の樹脂でさわり心地がよく見ためもカッコいいです。
上面には充電率を表示するモニターがあります。
長側面に各種スイッチと端子の差込口。短側面にはLEDライト。
裏面には製品仕様の記載があります。
製品内容
全て取り出した状態で製品内容一式を確認。
製品内容 | 説明 |
---|---|
本体 | ジャンプスターター本体。バッテリーを内蔵。モバイルバッテリーとしても使用可能。 |
ジャンパーケーブル | 本体に差し込むことでジャンプスターターとして機能。バッテリーのプラスとマイナスに接続するクリップ付き。 |
ノートパソコン用充電ケーブル・プラグ | プラグを交換することで各種ノートPCの充電も可能。 |
スマートフォン充電用USBケーブル | スマホ充電用のケーブル。iPhone用のLightning端子、Android系のUSB Type-C端子、micro USB端子の3種類が使用可能。 |
家庭用充電器 | 家庭用コンセントから本体の充電可能。 |
車両用充電器 | 車両のシガーソケットから本体の充電可能。 |
収納ケース | 製品一式を収納。 |
取扱説明書 | シンプルな取扱説明書。ジャンプスタートの方法はこれを読めばOK。 |
保証書 | 取扱説明書と一体。保証期間はお買上げ日から1年間。 |
実際にバッテリー上がりしてジャンプスターターを使ってみた
実はこのジャンプスターターLUFTを購入してからレビューするまで6ヶ月ほどの期間が経過しています。
当初は始動時にモーターが回る時間が長くなってきてそろそろ自然にバッテリー上がりするかなと思っていました。
しかし、バッテリー上がりは意外としないもので、それならバッテリー上がりを実際に起こしてジャンプスターターを試してみようと考えました。
「バッテリー上がりを起こす」+「ジャンプスターター救援」の手順は以下の通り。
- わざと放電してバッテリーの充電率を下げる
- 充電率が下がったところでエンジン始動する
- エンジン始動失敗(バッテリー上がり)を確認する
- ジャンプスターターの電源ON
- ジャンパーケーブルを本体に接続
- プラス(赤)→マイナス(黒)の順で接続
- 接続後30秒以内にエンジンをかける
- エンジン始動できたらマイナス→プラスの順で外す
①②③は今回特別にバッテリー上がりを起こすために行った部分です。
通常は④からジャンプスターターでの救援を実施してください。
①わざと放電してバッテリーの充電率を下げる
通常のエンジン車はスタートボタンを2回押すと、IG-ON状態でエンジンが掛からないモードに入ります。
このとき負荷が動きバッテリーは10~30Aほどで放電されます。
この放電を利用してバッテリーをほぼからっぽの状態までもっていきました。
開始が12.13V(前日から少し放電してたのではじめから低いです)
バッテリー上がりしたときが11.97Vでした。
おおよその参考値ですが、
12.13Vは充電率20~30%ほど、
11.97Vは0~10%です。
11.97Vではバッテリーはほぼからっぽの状態です。
ちなみにIG-ON中の放電だと11.6Vになります。
②充電率が下がったところでエンジン始動する
いつバッテリー上がりをするかを判断するのは難しいので、バッテリー上がりするまで放電とエンジン始動を繰り返しました。
③エンジン始動失敗(バッテリー上がり)を確認する
始動と放電を繰り返しているとついにバッテリー上がりしました。
以下はバッテリー上がりしたときの動画です。
モーターは回るもののエンジン始動に失敗しています。
失敗後でも電圧は11V程度あるため負荷は動作します。
エンジン始動に失敗するのはスターターモーターを回す大電流放電時に電圧が下がりすぎるために起こります。
今回の場合はバッテリー上がり後でもバッテリーは完全に死んだわけではないので大電流を必要としない負荷の放電はできます。
④ジャンプスターターの電源ON
本題のジャンプスターターの説明に入ります。
まずは電源をONします。
⑤ジャンパーケーブルを本体に接続
本体側面にある穴です。
ここにジャンパーケーブルを差し込みます。
差し込むと赤⇔緑に交互に点滅します。
これで準備はOK。
バッテリーにつないでいきます。
⑥プラス(赤)→マイナス(黒)の順で接続
ジャンパーケーブルをバッテリーに接続します。
ケーブルを正しく接続するとケーブルの指示ライトが緑に点灯します。
接続すると独特の音がしました。そのときの様子が以下の動画です。
⑦接続後30秒以内にエンジンをかける
接続して緑に点灯したら、30秒以内にエンジンを掛けます。
以下はバッテリー上がりから復活したときの動画です。
見事エンジン始動ができました。
⑧エンジン始動できたらマイナス→プラスの順で外す
エンジン始動ができたらエンジンを掛けたままの状態で、接続したときとは反対にマイナス→プラスの順でケーブルを外します。
実際にバッテリー上がりしたときはこのままエンジンをしばらくかけてバッテリーを充電するといいでしょう。
実際に使用してみた感想・購入検討中の方へのアドバイス
はじめはちゃんと動くかな?トラブルは起きないかな?と多少の不安もありました。
なかなかジャンプスターター購入に踏み切れないあなたも同じ思いを持っているのではないでしょうか。
その気持ちはわかります。
ですが、ジャンプスターターを持っていないといざというときに困るのはあなたです。
バッテリー上がりしたときに急いでいたらどうでしょうか。
ロードサービスを呼べば当然解決できますが、到着までには時間がかかるし、電話対応もわずらわしいです。
そこでジャンプスターターが役立ちます。
ジャンプスターターは携帯しておいて、いざというときサッと取り出してバッテリーに接続するだけです。
誰にも助けを借りることなく解決できます。
また、実際に使ってみると当初いだいていた不安は解消されました。
なぜなら使い方がカンタンだったからです。
また、期待した役割をしっかり果たしてくれました。
「なんだか難しそうだし、わざわざジャンプスターターを買わなくてもいいかな」と思っているならもったいないです。
とても使い方はカンタンなので、ぜひ愛車に1台ジャンプスターターを携帯してみてはいかがでしょうか。
以下のリンクからジャンプスターターLUFTの詳細を確認してみてください。
ジャンプスターターをモバイルバッテリーとして使ってみた
ジャンプスターターはLiイオンバッテリーが内蔵なので、スマホなどを充電するためのモバイルバッテリーになります。
常時モバイルバッテリーを持ち歩くような方は、以下のような専用品がおすすめですが、
たまの旅行でモバイルバッテリーが必要になるような方であれば、いつもはクルマの中に忍ばせているジャンプスターターを活用すると、わざわざ専用品を購入しなくてよいので経済的です。
ジャンプスターターLUFTをモバイルバッテリーとして使用してみたのでご紹介します。
- ジャンプスターターの電源ON
- USB出力ポートにケーブルを接続する
- 充電するスマホなどを接続する
- 充電が開始されたことを確認する
①ジャンプスターターの電源ON
使用時は電源をONにします。以下のように5.0V 2.1Aと表示されます。
②USB出力ポートにケーブルを接続する
2つあるUSB出力のポートにケーブルを接続します。
付属のケーブルは次の3つの端子に対応しています。
- iPhone:Lightning端子
- Androidスマホ:USB Type-C端子
- 少し古めの機器:micro USB端子
お手持ちの純正ケーブルなども、もちろん使用可能です。
注意
付属のケーブルは純正品ではないため製品によっては充電できない場合があると保証取扱説明書に記載されています。また、ケーブルの互換性の保証もしていないと記載があります。
③充電するスマホなどを接続する
iPhone SE2を充電してみました。
④充電が開始されたことを確認する
充電が開始されています。
ジャンプスターターLUFTのバッテリー容量は13,600mAhです。
この容量はiPhone13の3,227mAhの約4倍なのでiPhoneのバッテリー0%から4回分以上の充電が可能です。
少しの旅行であれば十分すぎる容量ですね。
ジャンプスターターとしての機能もありながらモバイルバッテリーとしても十分な能力を発揮するジャンプスターターLUFT。
紹介しきれていない詳細が気になった方は以下のリンクから確認してみてください。
実際に購入して気づいたジャンプスターターLUFTの特長3選
製品情報だけでは気づけない、気づきにくいジャンプスターターLUFTの特長をご紹介します。
- とにかく使い方がカンタン
- LEDライトとしても使える
- 一度満充電すれば長期間携帯できる
①とにかく使い方がカンタン
一番に伝えたいことはとにかく使い方がカンタンだったということ。
実際に使ってみたからこそ、カンタンであることを再認識できました。
なんだか難しそうと思っている方がいるとしたら、そんなことはないです。
使い方はカンタン。
この記事を参考にしていただいて、ぜひジャンプスターターにチャレンジしてみてください。
②LEDライトとしても使える
わりと見落としがちですがジャンプスターターLUFTはLEDライトとして使えます。
わたしは購入してから気づきました。
大容量のバッテリーなので非常時のライトとして活躍が期待できそうです。
③一度満充電すれば長期間携帯できる
ジャンプスターターLUFTを購入したのは6月で、バッテリー上がりからの始動確認したのが12月です。
6ヶ月間を充電なしで携帯していました。
メーカーの推奨としては2,3ヶ月での定期的な充電とありましたが、思っていた以上に長い期間を無充電でいけそうです。
これはうれしい誤算でした。
ジャンプスターターLUFTの口コミ評判をチェック
ネット上の口コミ・評判をチェックしてみました。どんな内容があったかをまとめます。
肯定的な口コミまとめ
肯定的(★5と★4)は全体の93%で圧倒的に良かったという評価が多かったです。
私が試して実際にバッテリー上がりからスタートできたように、他の方も成功したというレビューが多数ありました。
否定的な口コミまとめ
否定的(★1と★2)は全体の2%で悪いという口コミはかなり少数でした。
どうしても初期不良の製品にあたってしまうことは低確率でありそうです。その場合でもショップに問い合わせれば交換対応をしてくれるようです。
まとめ
ジャンプスターターLUFTを実際に使用してレビューしました。
この記事の内容をまとめます。
- 実際使用してバッテリー上がりから復活、エンジン始動成功
- 使用方法はいたってカンタン
- モバイルバッテリーやLEDライトとしても優秀
- 口コミ評価は全体の92%が肯定的、バッテリー上がりから始動できた報告多数
ジャンプスターターをじっさいに使ってみて、カンタンにバッテリー上がりから復活できました。
バッテリー上がりの不安がある方は携帯してみることをオススメします。