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LN2バッテリーの互換とおすすめ4選(通常液式)と3選(IS,EFB)

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えんじろう

LN2バッテリーについて、こんな疑問はないですか?

「自分の車のバッテリーがLN2だってわかったけど、LN2ってなんのことかわからないなあ」

「LN2って他のバッテリーで互換できたりしないかな?」

「価格や性能を考慮したLN2のおすすめを知りたいなあ」

この記事ではLN2バッテリーを交換する前に忘れずチェックしてほしい以下のことをまとめました。

  • バッテリーのLN2とは?
  • LN2を交換するときの互換バッテリーはあるのか?
  • LN2のおすすめバッテリー

この記事を読めばLN2バッテリーの購入、交換を迷いなくできるようになりますよ。

てっとり早く「オススメが知りたい!」という方にオススメするのは以下のバッテリーです。

LN2(通常液式)おすすめ1位

LN2(アイドリングストップ車用)おすすめ1位

「他のおすすめバッテリー」「おすすめの理由」を知りたい方は読み進めてみてください。

目次

バッテリーのLN2とは

LN2とはEN規格用バッテリーの型式のことです。
ENは欧州規格のことを表します。

以下にLN2の型式の見方をまとめました。

EN規格バッテリーのLN2の型式の読み方を説明している図

LNサイズは長さだけが変わる

LNサイズはLN0から数字が増えるにつれて形状寸法が大きくなります。
大きくなる寸法は長さだけで、幅と高さは固定です。

LN2の場合は

  • 長さ:242mm
  • 幅 :175mm
  • 高さ:190mm

重さは14kg程度、アイドリングストップ車用のタイプになると17kg程度に増えます。

LN2の前に性能ランクの数字を記載する場合もある

図の中ではLN2の前に「375」という数字を記載しています。

この「375」は性能ランクを表していて国内バッテリーメーカー製造のEN規格バッテリーに用いられるものです。
欧州バッテリーメーカーの製品ではこの記載が基本的にありません。

性能ランクはバッテリーの「容量」「低温始動性能」から決まる数字で、バッテリーの性能の高さを示す指標です。

性能ランクに関しての解説は以下の記事をご参考ください。
>>バッテリーの「性能ランク」を徹底解説!

端子の特徴がJIS規格と異なる

EN規格のLNバッテリーはJIS規格と比較した端子の特徴として以下の2つが挙げられます。

  • 端子位置:Lのみ
  • 端子種類:太のみ

端子位置はJIS規格での「L」に相当する配置のみです。

端子種類はJIS規格のDサイズと同じ「太」のみです。

JIS規格のBサイズで使われる「細」の端子は使用されません。

LN2を交換するときの互換バッテリーは?

LN2に互換するバッテリーはLN2と同形状のバッテリーです。

LN2と同形状でも商品名にLN2が記載されていないバッテリーが数多くあります。

欧州メーカー独自の品番しか書かれていない商品があるのでその場合は、形状寸法からLNサイズのなににあたるかを確認しましょう。

有名どころの欧州バッテリーの品番を調査して互換品番表を以下にまとめました。

ボッシュなどのEN規格互換品番表

他にも

  • AGMなのか
  • EFBなのか
  • 高さが175mmのタイプなのか

などにより品番がわかれています。

AGM:ガラスマットセパレータを使った液が少ないバッテリー
EFB:改良液式バッテリーのこと。日本でいうアイドリングストップ車用バッテリー

多種のタイプがありますので、ご自分のクルマに合ったタイプをお選びください。

この記事ではトヨタのHV車で採用されている通常液式タイプのLN2のおすすめを紹介します。

また、アイドリングストップ車でもLN2が採用されている車種もあるのでLN2-IS, またはLN2-EFBのタイプのバッテリーも紹介します。

LN2バッテリー(通常液式)のおすすめ4選

通常液式と呼ばれるタイプのLN2のおすすめ4選を紹介します。

通常液式がピンとこない方のためにまずはカンタンに説明します。

通常液式バッテリーはアイドリングストップのないガソリン車ハイブリッド車に使用されています。アイドリングストップ車のような過酷な充放電がないため耐久性をおさえてコストを重視したバッテリーです。

おすすめを決めるにあたって4つの候補にしぼり、評価ポイントにそって比較しました。

以下の4つがおすすめのLN2バッテリー候補です。

それぞれおすすめポイントが異なるため以下の3つのポイントで評価しました。

  1. 価格
  2. 性能
  3. 信頼性

これらをふまえた結果が以下の表です。


BOSCH シルバーX

ACDelco Premium EN

VARTA Blue Dynamic

GSユアサ ECO.R ENJ
総合順位1位
(4.5 / 5.0)
2位
(4.0 / 5.0)
3位
(3.5 / 5.0)
4位
(3.0 / 5.0)
価格3位2位1位4位
20時間率容量64 Ah65 Ah60 Ah60 Ah
CCA650570540570
性能1位2位4位3位
信頼性2位2位2位1位
詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

価格、性能、信頼性において、なぜこの順となったのかを説明します。

価格の順位づけ根拠

単純に実売価格の安い順です。

LN2おすすめバッテリー価格順位
  1. 9,000~10,000円:VARTA Blue Dynamic
  2. 10,000~11,000円:ACDelco Premium EN
  3. 14,000~15,000円:BOSCH シルバーX
  4. 16,000~17,000円:GSユアサ ECO.R.ENJ

LN2バッテリーはこのあたりの価格帯で手に入ります。

海外勢のほうが安い傾向です。
国内製造メーカーであるGSユアサにとって、きびしい結果となっています。

性能の順位づけ根拠

性能を客観的に見るため、公表されている20時間率容量(20HR)CCAで比較しました。

結果は以下のとおり。

順位 バッテリー名 20HR[Ah] CCA[A] 20HR×CCA
1位BOSCH シルバーX6465041600
2位ACDelco Premium EN6557037050
3位GSユアサ ECO.R.ENJ6057034200
4位VARTA Blue Dynamic 6054032400

わかりやすくするために20HRとCCAをかけあわせた指標で順位づけしました。

BOSCH シルバーXのCCAが他よりも一段高いことが要因となりトップです。

信頼性の順位づけ根拠

信頼性については、口コミの情報などを総合して、初期不良の発生しやすさや日本国内という環境での使われ方を考慮して順位をつけました。

結果として、国産であるGSユアサを1位にしました。

それ以外のBOSCH、VARTA、ACDelcoは韓国製であるため品質的には同等と考え、すべて2位の順位づけとしました。

総合1位:BOSCH シルバーX

1位はBOSCHのシルバーXです。

スペック上の性能がトップであることが決め手です。価格は若干高めですがそのぶん高性能と考えれば妥当な価格です。

有名ブランドのBOSCHですから買って後悔はしないオススメバッテリーです。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

総合2位:ACDelco Premium EN

2位はACDelco Premium ENです。

バランスの取れた結果であり、こちらもおすすめできるバッテリーです。

ブランド力としても申し分なく、ACDelcoはトヨタの共販部品としても採用されているブランドです。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

総合3位:VARTA Blue Dynamic

VARTA Blue Dynamicが3位を獲得しました。

VARTAは世界No1シェアを誇るクラリオス社のブランドです。

安定感のある性能でいて、コストも抑えられており、おすすめできるバッテリーです。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

総合4位:GSユアサ ECO.R.ENJ


4位はGSユアサのECO.R.ENJでした。

もう少し健闘してくれることを期待していましたが、少し残念な結果です。

価格が高いところが敗因でした。

しかし、現在のトヨタ純正品の信頼感と国内製造の品質は見逃せません。

国産の信頼感を取りたい方はGSユアサを選ぶべきでしょう。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

LN2バッテリー(アイドリングストップ車用)のおすすめ3選

アイドリングストップ車でもLN2が用いられている車両があります。
そうった車両にはLN2-ISやLN2 EFBという商品名で販売されているバッテリーを選びます。

JISの形状だとM-42やQ-85などといった型式のバッテリーが用いられていますが、LN2-ISやLN2 EFBも中身は同じです。これらのバッテリーは通常液式に比べて耐久性が向上されています。

アイドリングストップ車対応LN2のおすすめ3選をご紹介します。

以下の3つのポイントで評価しました。

  1. 価格
  2. 性能
  3. 信頼性

結果は以下の表のとおりです。



GSユアサ ECO.R ENJ LN2-IS

VARTA Silver Dynamic EFB


BOSCH BLACK-EFB
総合順位1位
(4.5 / 5.0)
2位
(4.5 / 5.0)
3位
(4.0 / 5.0)
価格3位1位2位
20時間率容量60 Ah60 Ah60 Ah
CCA570560560
性能1位2位2位
信頼性1位2位2位
詳細を見る詳細を見る詳細を見る

価格、性能、信頼性において、なぜこの順となったのか説明します。

価格の順位づけ根拠

単純に実売価格の安い順です。

LN2-IS EFBおすすめバッテリー価格順位
  1. 16,000~18,000円:VARTA Silver Dynamic EFB
  2. 17,000~20,000円:BOSCH BLACK-EFB BLE-60-L2
  3. 23,000~24,000円:GSユアサ ECO.R ENJ 375LN2-IS

LN2-IS (EFB)バッテリーはこのあたりの価格帯で手に入ります。

通常液式よりも耐久性アップのため価格は上がります。

海外勢のほうが安い傾向です。
国内製造メーカーであるGSユアサにとって、きびしい結果となっています。

性能の順位づけ根拠

性能を客観的に見るため、公表されている20時間率容量(20HR)CCAで比較しました。

結果は以下のとおり。

順位 バッテリー名 20HR[Ah] CCA[A] 20HR×CCA
1位BOSCH シルバーX6057034200
2位BOSCH BLACK-EFB BLE-60-L26056033600
2位VARTA Silver Dynamic EFB6056033600

わかりやすくするために20HRとCCAをかけあわせた指標で順位づけしました。

20HRとCCAではかなり僅差ですが、GSユアサ ECO.R ENJがトップとなりました。

信頼性の順位づけ根拠

信頼性については、口コミの情報などを総合して、初期不良の発生しやすさや日本国内という環境での使われ方を考慮して順位をつけました。

結果として、国産であるGSユアサを1位にしました。

それ以外のBOSCH、VARTA、ACDelcoは韓国製であるため品質的には同等と考え、すべて2位の順位づけとしました。

総合1位:GSユアサ ECO.R ENJ LN2-IS

1位はGSユアサ ECO.R ENJ LN2-ISです。

価格が高めなのはネックですが、それをおぎなう性能と信頼性でのメリットがあります。

アイドリングストップ車用バッテリーでは日本メーカーに一日の長があると考えています。
というのも、アイドリングストップ車を最初に開発したのはトヨタであり、その開発をバッテリー性能の向上で支えたのが日本のバッテリーメーカーだからです。

日本メーカーの方が開発の歴史がありアイドリングストップ耐久性能に対しての熟成度が違います。

今回評価した20時間率容量とCCAでは耐久性が表されないですが、耐久性においてGSユアサが一歩リードしていると予想します。

性能面で圧倒するGSユアサ ECO.R ENJ はおすすめのLN2-ISバッテリーです。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

総合2位:VARTA Silver Dynamic EFB

2位はVARTA Silver Dynamic EFBです。

VARTAは世界No1シェアを誇るクラリオス社のブランドです。

欧州で特に支持されるブランドでコストと性能のバランスが優れています。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

総合3位:BOSCH BLACK-EFB

3位はBOSCH BLACK EFBです。

目立った特長はないですが、1位と2位にひけを取らない3位です。

有名ブランドのBOSCHですから買って後悔はしないオススメバッテリーです。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

LN2 バッテリー まとめ

LN2バッテリーの互換とオススメについてご紹介しました。

えんじろう

内容をまとめます。

  • LN2とはEN規格バッテリーの型式のこと
  • 欧州バッテリーは同じ形状のLN2であってもブランドごとに品番が異なる
  • 品番が異なっても形状は同じLN2なので互換バッテリー
  • LN2のオススメは「BOSCH シルバーX
  • LN2-ISのオススメは「GSユアサ ECO.R ENJ LN2-IS

現在、欧州車やトヨタ車のLN2バッテリー交換をご検討中の方は紹介した以下のバッテリーがおすすめです。
以下から商品情報を確認してみてください。

LN2(通常液式)総合1位

LN2(IS・EFB)総合1位

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カオスバッテリーは何がスゴイのか?

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