タントのバッテリーを交換したいけれど、

「交換費用はいくら?」
「LA650SとLA600Sの適合サイズは同じ?」
「M-42とM-65のどちらを選べばいい?」
このように迷っていませんか。
結論からいうと、現行型のLA650S・LA660Sと、先代のLA600S・LA610Sは、基本的に「M-42」が新車搭載サイズです。
交換費用は、ネット通販で購入して自分で交換すれば8,000~15,000円程度。カー用品店やディーラーでは、バッテリー代と工賃を合わせて15,000~30,000円程度が目安です。
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タントのバッテリーサイズ早見表
| 世代 | 車両型式 | 主な年式 | 新車搭載サイズ |
|---|---|---|---|
| 4代目 | LA650S・LA660S | 2019年7月~ | M-42 |
| 3代目 | LA600S・LA610S | 2013年10月~2019年7月 | M-42 |
| 2代目 | L375S・L385S | 2007年12月~2013年10月 | 26B17L・34B19L・44B20L・M-42 |
| 初代 | L350S・L360S | 2003年11月~2007年12月 | 26B17L・44B20L |
現行型と3代目は、基本的にM-42を選べば問題ありません。
タントカスタムやタントファンクロスも、LA650S・LA660SであればM-42が標準です。eco IDLE非装着車についても、M-42が搭載されている車両があります。
一方、2代目以前は仕様による違いが大きいため、現車のバッテリー型式も確認してください。
メーカーの適合検索でも「同じ型式・年式でも、特殊仕様車やオプションによって搭載バッテリーが異なる場合がある」と案内されています。
タントの型式は車検証で確認できる


車両型式は車検証の「型式」欄に記載されています。
たとえば「5BA-LA650S」と記載されている場合、確認する部分は「LA650S」です。
| 車両型式 | 駆動方式 |
|---|---|
| LA650S | 2WD |
| LA660S | 4WD |
| LA600S | 2WD |
| LA610S | 4WD |
| L375S | 2WD |
| L385S | 4WD |
型式が分からないまま購入すると、端子位置やサイズを間違える可能性があります。
ネット通販で注文する前に、必ず車検証と現在搭載されているバッテリーを確認しましょう。
LA650S・LA660Sの適合バッテリー
4代目タントの主な型式は、LA650SとLA660Sです。
| 車両型式 | 駆動方式 | 新車搭載サイズ | 交換可能な主なサイズ |
|---|---|---|---|
| LA650S | 2WD | M-42 | M-42・M-44・M-55・M-65 |
| LA660S | 4WD | M-42 | M-42・M-44・M-55・M-65 |
タント、タントカスタム、タントファンクロスのいずれも、基本的な選び方は同じです。
M-42より性能ランクの高いM-55やM-65へ容量アップできます。
ただし、タントに適合するのは端子位置がLタイプの製品です。
「M-42R」「M-55R」「M-65R」は端子位置が反対なので選ばないでください。
アイドリングストップ車用バッテリーでは、Lタイプの「L」が省略されます。
- M-42:Lタイプ
- M-42R:Rタイプ
端子位置については、以下の記事で詳しく解説しています。
LA600S・LA610Sの適合バッテリー
3代目タントのLA600S・LA610Sも、新車搭載サイズはM-42です。
| 車両型式 | 駆動方式 | 新車搭載サイズ | 交換可能な主なサイズ |
|---|---|---|---|
| LA600S | 2WD | M-42 | M-42・M-44・M-55・M-65 |
| LA610S | 4WD | M-42 | M-42・M-44・M-55・M-65 |
自然吸気車とターボ車で、基本的な適合サイズは変わりません。
純正と同等クラスで安く交換するならM-42またはM-55。容量や耐久性を重視するならM-65がおすすめです。
M-42・M-55・M-65の違いについては、以下の記事を参考にしてください。
L375S・L385Sの適合バッテリー
2代目タントは、仕様によってバッテリーサイズが異なります。
| 車両仕様 | 新車搭載サイズ |
|---|---|
| L375S・標準仕様 | 26B17L |
| L375S・キーフリー装着車 | 34B19L |
| L375S・寒冷地仕様など | 44B20L |
| L375S・アイドリングストップ車 | M-42 |
| L385S・4WD | 44B20L |
| L385S・アイドリングストップ車 | M-42 |
特に注意したいのが、アイドリングストップの有無です。
アイドリングストップ車に、一般車用の40B19Lなどを取り付けてはいけません。充電回復性能が足りず、早期劣化やeco IDLEが正常に作動しない原因になります。
現在M-42が搭載されている場合は、交換品もアイドリングストップ車対応品を選びましょう。
26B17Lや34B19Lは、取付スペースを確認できれば40B19Lへサイズアップできます。
L350S・L360Sの適合バッテリー
初代タントは、26B17Lまたは44B20Lが標準です。
| 車両型式・仕様 | 新車搭載サイズ |
|---|---|
| L350S・標準仕様 | 26B17L |
| L350S・寒冷地仕様 | 44B20L |
| L360S・4WD | 26B17Lまたは44B20L |
26B17L搭載車は、一般的な40B19Lへ交換できるケースがあります。
ただし、バッテリートレー、固定金具、端子ケーブルに余裕があることが条件です。現在のバッテリーと寸法を比較してから購入してください。
タントのバッテリー交換費用


タントのバッテリー交換費用は、購入場所と交換方法によって大きく変わります。
M-42搭載車の交換費用
| 交換方法 | 交換費用の目安 |
|---|---|
| ネット購入・DIY | 8,000~15,000円 |
| ネット購入・持ち込み交換 | 10,000~20,000円 |
| カー用品店 | 15,000~25,000円 |
| ディーラー | 16,000~30,000円 |
カー用品店では、M-42本体が11,000円台から、交換工賃は1,650~2,200円程度から案内されています。
高性能なM-65を実店舗で購入すると、バッテリーだけで20,000円前後になる場合もあります。
ネット通販は同じ製品でも安く購入しやすく、DIYできる人にはもっとも費用を抑えやすい方法です。
26B17L・34B19L搭載車の交換費用
| 交換方法 | 交換費用の目安 |
|---|---|
| ネット購入・DIY | 4,000~9,000円 |
| ネット購入・持ち込み交換 | 6,000~13,000円 |
| カー用品店 | 8,000~16,000円 |
| ディーラー | 10,000~20,000円 |
旧型タントの一般車用バッテリーは、M-42より安く交換できます。
ただし、充電制御車には充電制御車対応品を選んでください。
タントにおすすめのバッテリー
現行型と3代目タントは、次の2製品から選ぶと分かりやすいです。
性能重視ならパナソニック カオス M-65


性能と容量を重視するなら、パナソニックのカオス M-65がおすすめです。
純正M-42からM-65へ性能ランクを上げられます。
- M-42搭載車に交換可能
- 容量36Ah
- アイドリングストップ車対応
- 短距離走行が多い車にも向く
- 電装品を多く使う人におすすめ
タントはパワースライドドア、ナビ、ドライブレコーダーなど、電装品の使用量が多くなりやすい車です。
買い物や送迎などの短距離走行が中心なら、余裕のあるM-65を選ぶメリットがあります。
コスパ重視ならGSユアサ ECO.R Revolution M-55


価格と品質のバランスを重視するなら、GSユアサの「ECO.R Revolution ER-M-55/55B20L」がおすすめです。
- M-42から交換可能
- アイドリングストップ車対応
- 国内大手メーカー
- M-65より購入価格を抑えやすい
- 純正M-42より性能ランクが高い
GSユアサ公式でも、ER-M-55/55B20LはM-42から交換可能と案内されています。
旧型のB19L搭載車なら40B19Lまたは60B19L
26B17Lや34B19Lが搭載されている旧型タントは、B19Lサイズから選びます。
費用を抑えるなら40B19L。性能を重視するなら60B19Lがおすすめです。
| 選び方 | おすすめ |
|---|---|
| 価格重視 | 古河電池 Altica STANDARD 40B19L |
| 性能重視 | パナソニック caos N-60B19L/C8 |
44B20Lが搭載されている場合は、取付寸法や固定方法も含めて確認してください。
タントのバッテリー寿命と交換時期
タントのバッテリーは、2~3年をひとつの点検目安にします。
特にアイドリングストップ車は、エンジンの停止と再始動を繰り返すため、一般車よりバッテリーへの負担が大きくなります。
次の症状が出たら、使用年数にかかわらず点検しましょう。
- エンジンのかかりが弱い
- セルモーターの回転が遅い
- アイドリングストップしなくなった
- パワースライドドアの動きが遅い
- ヘッドライトが暗く感じる
- バッテリーを3年以上使用している
- 短距離走行が多い
- 数週間車に乗らないことがある
アイドリングストップしない原因は、バッテリーだけではありません。
エアコンの使用状況、エンジン水温、外気温、シートベルトなど、複数の条件によって作動しないことがあります。
アイドリングストップしないだけで、すぐにバッテリー交換と判断する必要はありません。専用テスターで健全性を確認するのが確実です。
タントのバッテリーを自分で交換する手順
タントのバッテリーは、基本的な工具があれば自分でも交換できます。
必要なもの
- 適合する新品バッテリー
- 10mmスパナまたはソケットレンチ
- 保護手袋
- 保護メガネ
- メモリーバックアップ電源
- ウエス
バッテリーには希硫酸が入っています。保護手袋と保護メガネを着用し、火気のない場所で作業してください。
以下のようなショート防止レンチを使用すると安心です。
交換手順
- エンジンとすべての電装品を停止する
- キーを車両から離す
- 必要に応じてメモリーバックアップを接続する
- マイナス端子を外す
- プラス端子を外す
- バッテリー固定金具を外す
- 古いバッテリーを垂直に持ち上げる
- 新しいバッテリーを載せて固定する
- プラス端子を取り付ける
- マイナス端子を取り付ける
- エンジンを始動し、警告灯や電装品を確認する
外すときはマイナスから。取り付けるときはプラスからです。
プラス端子と車体に工具が同時に触れるとショートします。端子作業は慎重に行いましょう。
メモリーバックアップは必要?
タントは、メモリーバックアップを使用しなくてもバッテリー交換自体はできます。
ただし、バックアップを取らずに端子を外すと、時計、オーディオ、パワーウインドウなどの設定が初期化される可能性があります。
交換後の再設定を避けたいなら、バックアップ電源を使用した方が安心です。
なお、エンジンをかけたまま交換する方法は危険です。絶対に行わないでください。
交換後にリセット作業は必要?
通常のタントでは、バッテリーを交換しただけで専用診断機によるバッテリー登録が必要になるケースは一般的ではありません。
ただし、バックアップなしで交換すると、車両の仕様によって次の操作が必要になる場合があります。
- 時計の再設定
- オーディオ設定
- パワーウインドウの初期設定
- パワースライドドアの作動確認
交換後に警告灯が消えない、eco IDLEランプが点滅する、電装品が正常に動かない場合は、取扱説明書を確認するかダイハツ販売店へ相談してください。
使用済みバッテリーの処分方法
使用済みのカーバッテリーは、自治体の一般ごみとして捨てられません。
次の場所へ持ち込んでください。
- 新しいバッテリーを購入した店舗
- カー用品店
- 自動車整備工場
- ガソリンスタンド
- バッテリーリサイクル協力店
ネット通販で購入するときは、以下のような廃バッテリー回収サービスを利用するのも便利です。
タントのバッテリーに関するよくある質問
タントカスタムもM-42ですか?
LA650S・LA660S、LA600S・LA610Sのタントカスタムは、基本的にM-42です。
ただし、特殊仕様車もあるため、購入前に現在搭載されている型式を確認してください。
タントファンクロスのバッテリーサイズは?
LA650S・LA660SのタントファンクロスはM-42です。
M-55やM-65へ容量アップできます。
M-42からM-65へ交換しても大丈夫ですか?
問題ありません。
M-65はM-42と同じ外形区分と端子位置を持ち、M-42より性能ランクが高い互換バッテリーです。
M-42Rを取り付けられますか?
取り付けられません。
M-42Rは端子位置が反対です。タントには「R」が付かないM-42、M-55、M-65を選びます。
アイドリングストップを使わなくても専用バッテリーが必要ですか?
必要です。
アイドリングストップ機能を普段OFFにしていても、車両の充電制御に合わせたバッテリーが必要です。M-42搭載車には、M-42対応のアイドリングストップ車用バッテリーを使用してください。
バッテリー交換にかかる時間は?
作業時間は15~30分程度が目安です。
端子の腐食、固定金具の固着、初期設定の有無によっては、さらに時間がかかる場合があります。
まとめ|タントの主流サイズはM-42
最後に、タントのバッテリー交換についてまとめます。
- LA650S・LA660Sの新車搭載サイズはM-42
- LA600S・LA610SもM-42
- タントカスタムやファンクロスも基本的にM-42
- L375S・L385S以前は仕様によってサイズが異なる
- M-42搭載車にはM-55・M-65も取り付け可能
- M-42Rなど「R」が付く製品は選ばない
- DIYなら8,000~15,000円程度
- カー用品店やディーラーでは15,000~30,000円程度
- 性能重視ならパナソニックN-M65/A4
- コスパ重視ならGSユアサER-M-55/55B20L
現行型と3代目タントなら、M-42対応品から選べばそれほど難しくありません。
短距離走行が多い、パワースライドドアや電装品をよく使う場合は、余裕のあるM-65がおすすめです。
価格を抑えながら国内メーカー品を選びたいなら、GSユアサのM-55が有力候補になります。
購入前には、車検証の型式と現在搭載されているバッテリーを必ず確認してください。
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