LN2 EFBバッテリーの互換とおすすめ3選!通常LN2との違いも解説

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車に付いているバッテリーを確認したら、「LN2 EFB」と書かれていて、こんな疑問を持っていませんか?

普通のLN2バッテリーで代用できる?
HT-LN2-EFBやBLE-60-L2は互換する?
どの商品を選べばよいかわからない

先に結論をいうと、LN2 EFB指定車には、同じLN2サイズのEFBバッテリーを選ぶのが基本です。

通常液式のLN2は外形寸法が同じでも、アイドリングストップ車で繰り返される充放電を想定した製品ではありません。価格だけで通常LN2へ変更しないようにしましょう。

この記事では、LN2 EFBの代表的な互換品番、おすすめ商品、通常LN2・AGMとの違い、購入前の確認方法をわかりやすく解説します。

現在のバッテリーにEFBや「-IS」の記載がなく、通常液式のLN2を探している方は、LN2バッテリーの互換とおすすめをご覧ください。

目次

LN2 EFBとは?

LN2 EFBは、LN2サイズのケースにEFB(Enhanced Flooded Battery)技術を採用したバッテリーです。

EFBは通常液式バッテリーを改良し、充電受入性や繰り返し充放電への耐久性を高めたタイプです。主にアイドリングストップ車など、始動と充電を頻繁に繰り返す車に使われます。

LN2 EFBの標準的な外形寸法は次のとおりです。

項目寸法・仕様の目安
長さ約242mm
約175mm
高さ約190mm
端子位置Lタイプ相当
端子太端子

LNサイズはEFBでも通常タイプでも外形寸法は変わりません。以下が他のサイズも含めた型式の見方です。

「LN2」は主にサイズを表し、「EFB」はバッテリーの構造・用途を表します。同じLN2サイズでも、通常液式・EFB・AGMは別物と考えましょう。

LN2 EFBと通常LN2・AGMの違い

3種類の違いを簡単にまとめると、次のようになります。

種類主な用途充放電耐久性交換時の考え方
通常LN2通常車・一部HV車標準通常LN2指定車向け
LN2 EFB主にアイドリングストップ車通常液式より高いEFB指定車はEFB以上を選ぶ
LN2 AGM高負荷のアイドリングストップ車・欧州車などさらに高いAGM指定車からEFBへ下げない

LN2 EFB指定車に通常LN2は使わない

通常LN2とLN2 EFBは外形寸法が同じため、物理的には取り付けられる場合があります。

しかし、EFB指定車は頻繁なエンジン始動や充放電を前提としているため、通常液式へ変更すると寿命低下やアイドリングストップ機能の不調につながるおそれがあります。

現在のバッテリーがEFBなら、交換品もEFBを選ぶと覚えておけば間違いにくいです。

AGM指定車からEFBへの変更は避ける

AGMはEFBよりも高い負荷に対応するバッテリーです。現在AGMが付いている車にEFBを取り付けるのは、性能を下げる交換になります。

「LN2」というサイズだけで判断せず、現在のバッテリーに「EFB」「AGM」のどちらが記載されているかも確認してください。

LN2 EFBの互換品番一覧

LN2 EFBは、メーカーによって商品名や品番が異なります。代表的な品番は次のとおりです。

メーカー・ブランド代表品番補足
BOSCHHT-LN2-EFB現行のLN2 EFB品番
BOSCHBLE-60-L2HT-LN2-EFBの旧系列品番
GSユアサENJ-375LN2-IS主に国産車向けのEFB対応品
GSユアサGYX-LN2-EFB主に欧州車向け
VARTA560 500 064/N60Dynamic EFBのLN2サイズ
DelkorD-LN2EFB/PLLN2 EFB品
ATLASBXEFB600LN2LN2 EFB品

これらは「LN2サイズのEFB」という点では共通しますが、すべての車に無条件で使えるという意味ではありません

購入前に、車種・年式・型式・エンジン・アイドリングストップの有無をメーカー適合表で確認しましょう。排気口の位置、下部固定形状、取付アダプターの有無も確認が必要です。

355LN2・365LN2・375LN2ならすべてEFBではない

「355」「365」「375」などLN2の前に付く数字は、国内メーカーで使われる性能ランク表記です。

数字が同じ、または大きいからといってEFBとは限りません。たとえば、375LN2と375LN2-ISは用途が異なります。

EFB指定車では、性能ランクだけでなく「EFB」「IS」「アイドリングストップ車対応」などの表記まで確認してください。

LN2 EFB(アイドリングストップ車用)のおすすめ3選

LN2 EFBは主にアイドリングストップ車で用いられています。

そうった車両にはLN2-ISやLN2 EFBという商品名で販売されているバッテリーを選びます。

JISの形状だとM-42やQ-85などといった型式のバッテリーが用いられていますが、LN2-ISやLN2 EFBも中身は基本同じです。これらのバッテリーは通常液式に比べて耐久性が向上されています。

アイドリングストップ車対応のLN2 EFBのおすすめ3選をご紹介します。

以下の3つのポイントで評価しました。

  1. 価格
  2. 性能
  3. 信頼性

結果は以下の表のとおりです。



GSユアサ ECO.R ENJ LN2-IS

VARTA Dynamic EFB LN2


BOSCH HT-LN2-EFB Hightec
総合順位1位
(4.5 / 5.0)
2位
(4.0 / 5.0)
3位
(4.0 / 5.0)
価格3位1位2位
20時間率容量60 Ah60 Ah60 Ah
CCA570560560
性能1位2位2位
信頼性1位2位2位
詳細を見る詳細を見る詳細を見る

価格、性能、信頼性において、なぜこの順となったのか説明します。

価格の順位づけ根拠

単純に実売価格の安い順です。

LN2-IS EFBおすすめバッテリー価格順位
  1. 18,000~21,000円:VARTA Dynamic EFB LN2
  2. 19,000~22,000円:BOSCH HT-LN2-EFB Hightec
  3. 21,000~24,000円:GSユアサ ECO.R ENJ 375LN2-IS

LN2-IS (EFB)バッテリーはこのあたりの価格帯で手に入ります。

通常液式よりも耐久性アップのため価格は上がります。

海外勢のほうが安い傾向です。
国内製造メーカーであるGSユアサにとって、きびしい結果となっています。

性能の順位づけ根拠

性能を客観的に見るため、公表されている20時間率容量(20HR)CCAで比較しました。

結果は以下のとおり。

順位 バッテリー名 20HR[Ah] CCA[A] 20HR×CCA
1位GSユアサ ECO.R ENJ 375LN2-IS6057034200
2位BOSCH HT-LN2-EFB Hightec6056033600
2位VARTA Dynamic EFB LN26056033600

わかりやすくするために20HRとCCAをかけあわせた指標で順位づけしました。

20HRとCCAではかなり僅差ですが、GSユアサ ECO.R ENJがトップとなりました。

信頼性の順位づけ根拠

信頼性については、口コミの情報などを総合して、初期不良の発生しやすさや日本国内という環境での使われ方を考慮して順位をつけました。

結果として、国産であるGSユアサを1位にしました。

それ以外のBOSCH、VARTAは韓国製であるため品質的には同等と考え、すべて2位の順位づけとしました。

総合1位:GSユアサ ECO.R ENJ 375LN2-IS

1位はGSユアサ ECO.R ENJ 375LN2-ISです。

価格が高めなのはネックですが、それをおぎなう性能と信頼性でのメリットがあります。

アイドリングストップ車用バッテリーでは日本メーカーに一日の長があると考えています。
というのも、アイドリングストップ車を最初に開発したのはトヨタであり、その開発をバッテリー性能の向上で支えたのが日本のバッテリーメーカーだからです。

日本メーカーの方が開発の歴史がありアイドリングストップ耐久性能に対しての熟成度が違います。

今回評価した20時間率容量とCCAでは耐久性が表されないですが、耐久性においてGSユアサが一歩リードしていると予想します。

性能面で圧倒するGSユアサ ECO.R ENJ はおすすめのLN2-ISバッテリーです。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

総合2位:VARTA Dynamic EFB LN2

2位はVARTA Dynamic EFB LN2です。

VARTAは世界No1シェアを誇るクラリオス社のブランドです。

欧州で特に支持されるブランドでコストと性能のバランスが優れています。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

総合3位:BOSCH HT-LN2-EFB Hightec

3位はBOSCH HT-LN2-EFB Hightecです。

目立った特長はないですが、1位と2位にひけを取らない3位です。

有名ブランドのBOSCHですから買って後悔はしないオススメバッテリーです。

以下のリンクから詳細を確認してみてください。

自分の車がLN2 EFBか確認する方法

1. 現在のバッテリー表示を見る

まず、バッテリー上面や側面のラベルを確認します。

次のような表示があれば、LN2 EFBの可能性が高いです。

  • LN2 EFB
  • LN2-IS

ただし、前回の交換で適合しない製品が付けられている可能性もゼロではありません。ラベルだけで確定せず、適合表でも確認しましょう。

2. メーカーの適合検索を使う

車名だけでなく、年式、車両型式、エンジン型式、仕様まで入力して検索します。

同じ車種でも、ハイブリッド車、アイドリングストップ車、寒冷地仕様などでバッテリーが変わる場合があります。

3. EFB・AGM・通常液式を確認する

最後に、サイズだけでなくバッテリーの種類を確認します。

  • EFBと記載:EFBを選ぶ
  • AGMと記載:AGMを選ぶ
  • EFB・AGMの記載なし:通常LN2の可能性がある

通常液式であることが確認できた場合は、以下の記事を参考にしてください。

LN2 EFBについてよくある質問

LN2 EFBとLN2は同じサイズですか?

基本の外形寸法はどちらも約242×175×190mmです。

ただし、構造と想定用途が異なります。EFB指定車に通常LN2を選ばないようにしましょう。

HT-LN2-EFBとBLE-60-L2は互換しますか?

どちらもBOSCHのLN2サイズEFBで、HT-LN2-EFBはBLE-60-L2の交換候補として販売されています。

最終的には車種別適合表と、現在搭載しているバッテリーの仕様を確認してください。

375LN2はLN2 EFBとして使えますか?

「375LN2」という表記だけでは、EFBかどうか判断できません。

EFB指定車では「375LN2-IS」のように、アイドリングストップ車対応であることまで確認してください。

LN2 EFBをAGMへ交換できますか?

EFBからAGMへの変更は性能面では上位化になりますが、車両への適合、排気構造、固定方法、充電制御、交換後の登録作業まで確認する必要があります。

単に同じLN2サイズという理由だけで変更せず、メーカー適合表や整備工場で確認してください。

アイドリングストップを使わなければ通常LN2でもよいですか?

おすすめできません。

アイドリングストップを手動で停止していても、車両の充電制御や電装負荷は変わりません。メーカーがEFBを指定している場合は、EFB以上の適合品を選びましょう。

まとめ:LN2 EFBはサイズだけでなく種類まで合わせる

LN2 EFBの交換で重要なポイントをまとめます。

  • LN2はサイズ、EFBは構造・用途を表す
  • LN2 EFB指定車に通常液式LN2は使わない
  • AGM指定車からEFBへの性能ダウンは避ける
  • HT-LN2-EFB、BLE-60-L2、375LN2-ISなどは代表的な互換候補
  • 355・365・375などの数字だけではEFBか判断できない
  • 現車表示とメーカー適合表の両方を確認する

LN2 EFBのおすすめは以下の3つです。

迷ったら国産車向けならGSユアサ、輸入車で人気重視ならBOSCH、価格と性能バランスならVARTAをおすすめします。

以下のリンクからチェックしてみてください。

国産車向けなら

輸入車で人気重視なら

輸入車で価格と性能バランス重視なら

通常液式のLN2を探している方は、LN2バッテリーの互換とおすすめ5選をご覧ください。

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