バッテリー製造年月日の見方|アルファベット・数字の刻印をメーカー別に解説

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バッテリー製造年月日の見方|先に結論

バッテリーの製造年月日は、上面のラベルや刻印から確認できます。

  • GSユアサやPanasonicは、6桁の数字を「日・月・年」の順に読みます。
  • 「040324B」なら、2024年3月4日を表します。
  • VARTAやG&Yuなどの海外製は、数字とアルファベットの組み合わせが多く、メーカーや製造国によって読み方が異なります。
  • 製造年月日と車への取り付け日は同じとは限りません。

まずはバッテリー上面のコードを確認し、メーカーに合った方法で読み取ってください。

あれ?このバッテリーいつ取り付けたっけ?

えんじろう

製造年月日の見方を知っていれば確認できるよ

この記事では、バッテリーの製造年月日の見方について解説していきます。

メーカーや製造国によって製造年月日の見方が違うため、そこを中心に各バッテリーメーカーの実例記事をまじえながら解説していきます。

この記事を読んで「製造年月日の見方」を理解することで次のようなメリットがあります。

  • 店舗であればバッテリー購入前に製造からどのくらい経過しているか確認できる
  • ネット通販の場合は購入後か確認となるが、保管期間を管理できている優良なショップかどうかを判断できる。
  • バッテリー取り付け日を忘れてしまっても使用期間を確認できる。

製造年月日の見方の知識を活用して、「いいタイミング」で「おトク」にバッテリー購入・交換ができるようになりますよ。

目次

バッテリー製造年月日の見方【まずここを確認】

バッテリーの製造年月日は、本体上面にあるラベルやふたの刻印から確認できます。

数字が直接印字されている場合もあれば、ラベルに製造ロットとして記載されている場合もあります。まずはバッテリー上面を確認してください。

製造年月日刻印の読み方

刻印例「181120□」の先頭6桁から年月日を確認できます。

上の画像にある「181120□」は、次のように読みます。

表示意味
1818日
1111月
202020年
メーカーの管理番号(実際には数字やアルファベット)

このバッテリーは、2020年11月18日の日付が記載されているとわかります。

GSユアサやPanasonicなどでは、先頭の6桁を「日・月・年」の順に読むのが基本です。後ろに続く数字やアルファベットは、製造工場やロットなどを管理するための記号です。

ただし、すべてのメーカーが同じ表記ではありません。VARTAやG&Yuなど、アルファベットを含む製造コードは読み方が異なるため、メーカーごとに確認してください。

国産バッテリーは6桁の数字を日・月・年の順に読む

国産バッテリーの数字は、左から2桁ずつ「日・月・年」の順に読むのが基本です。

普段使う「年・月・日」とは順番が逆なので注意してください。年は西暦の下2桁で表示されます。

メーカー表示例日付部分読み方
GSユアサ260215022602152015年2月26日
Panasonic040324B0403242024年3月4日

GSユアサ公式では、上面ラベルに6桁の数字で「出荷前の充電年月日」を記載し、左から日・月・年を表すと説明しています。

Panasonic公式も同じ並びです。「040324B」の先頭6桁は、2024年3月4日の製造・充電時期を表します。

最後の英数字は日付に含めない

日付の後ろに付く数字やアルファベットは、製造工場や製造ライン、ロットなどを管理するための記号です。

例えば「040324B」の「B」や、「26021502」の最後の「02」は、日付として読む必要はありません。製造年月日を確認するときは、基本的に先頭6桁を見れば十分です。

なお、ここで確認できるのは製造・充電された時期です。車へ取り付けた日ではないため、実際の使用年数とは数週間から数カ月ずれることがあります。

一部の韓国製バッテリーに使われるアルファベット表記

一部の韓国製バッテリーでは、数字とアルファベットを組み合わせた製造コードが使われています。

国産バッテリーのような6桁表記ではないため、数字だけでなくアルファベットも確認してください。

韓国製造バッテリーの製造年月日の見方

例えば「9FR25」と記載されている場合は、次のように読みます。

位置表示意味
1桁目9製造年の下一桁
2桁目F製造月
3桁目R製造工場などの管理記号
4・5桁目25製造日

この例では、2019年6月25日を表します。

製造年は西暦の下一桁だけなので、購入時期や製品の販売時期もあわせて判断してください。「9」だけでは、2009年・2019年・2029年を区別できません。

製造月を表すアルファベット

2桁目のアルファベットは、次のように製造月を表します。

製造月アルファベット
1月A
2月B
3月C
4月D
5月E
6月F
7月G
8月H
9月J
10月K
11月L
12月M

韓国製造バッテリーの製造月見方表

例えば、「D」となっていれば、A,B,C,Dの4番目なので「4月」です。

「I」は数字の「1」と見間違えやすいため使用されません。そのため、9月以降はJ・K・L・Mと続きます。

アルファベット表記は海外製すべてに共通ではない

この読み方が使えるのは、一部の韓国製バッテリーです。

海外製バッテリーすべてに共通するルールではありません。同じブランドでも、製造国や製品シリーズによってコードが異なる場合があります。

アルファベットの位置や桁数が上の例と違う場合は、無理に当てはめず、メーカーや販売店へ確認してください。

メーカー別|バッテリー製造年月日の確認方法

製造年月日の表記は、メーカーや製造国によって異なります。

ここではメーカー別の要点をまとめます。実物写真を使った詳しい読み方は、各メーカーの個別記事で確認してください。

VARTA・バルタ

VARTAは、製品シリーズや製造国によってコードの形式が異なります。

韓国製で、前述した「数字・アルファベット・管理記号・製造日」の形式に当てはまる場合は、アルファベット月対応表から確認できます。

一方、ドイツなどの欧州で製造されたVARTAは、韓国製と同じ方法では読めません。型式やETN番号を製造年月日と間違えないようにしてください。

VARTA公式も、製造年月日を含むコードには製品固有の管理情報が含まれると説明しています。判断できない場合は、販売店やメーカーへの確認が確実です。

G&Yu

G&Yuでは、バッテリー上面や側面に数字とアルファベットを組み合わせたコードが記載されています。

コードが前述した韓国製バッテリーの形式に当てはまる場合は、先頭から「製造年・製造月・管理記号・製造日」の順に読みます。

ただし、シリーズによって桁数や管理記号の位置が異なる場合があります。読み方を当てはめられないときは、G&Yuの国内総輸入販売元である株式会社ナカノへ確認してください。

ATLASBX

ATLASBXも、数字とアルファベットを組み合わせた製造コードが使われています。

基本的な読み方は一部の韓国製バッテリーと同じですが、製造工場やラインを示すアルファベットが追加されることがあります。

すべてのアルファベットが製造月を表すわけではありません。先頭の製造年、月を示すアルファベット、末尾の製造日を確認してください。

ATLASBXについてはコチラ

GSユアサ

GSユアサは、バッテリー上面のラベルに6桁の数字で「出荷前の充電年月日」を記載しています。

左から2桁ずつ「日・月・年」の順です。後ろに数字が続く場合は、先頭6桁を確認してください。

実物写真を使った読み方は、以下の記事で詳しく紹介しています。

GSユアサバッテリーについてはコチラ

Panasonic・カオス

Panasonicも、先頭6桁を「日・月・年」の順に読みます。

公式の表示例「040324B」なら、2024年3月4日の製造・充電時期です。最後の「B」は日付ではなく管理記号です。

カオスを含む実物の確認方法は、以下の記事にまとめています。

Panasonicカオスについてはコチラ

古河電池

古河電池も、バッテリー上面にある数字から製造年月日を確認できます。

先頭6桁を「日・月・年」の順に読むのが基本です。刻印の場所や実例は、以下の記事を参考にしてください。

古河バッテリーについてはコチラ

エナジーウィズ

現在のエナジーウィズは、Tuflongシリーズなどを販売する国産バッテリーメーカーです。

旧新神戸電機・日立化成・昭和電工マテリアルズのバッテリーも、現在はエナジーウィズが問い合わせ窓口になっています。

バッテリー上面の数字を確認し、基本的には「日・月・年」の順に読みます。古い製品は表示位置や桁数が異なる場合があるため、判断できないときはメーカーへ確認してください。

BOSCH・ACDelco

BOSCHとACDelcoは、製造国や製品シリーズによってコードの読み方が異なります。

韓国製で前述のコード形式に当てはまる場合は、アルファベット月対応表から確認できます。欧州製など別形式のコードには、同じ読み方を当てはめられません。

実物のコードを使った確認方法は、以下の記事で紹介しています。

BOSCHバッテリーについてはコチラ

地球一周バッテリー(カインズ販売)の製造年月日

地球一周バッテリーの製造年月日については製造年月日読み方を実例を使って紹介しています。

以下の記事にまとめていますので、地球一周バッテリーの実例を確認したい方は参考にしてください。

製造年月日が書いていない・読めない場合

製造年月日が見つからないときは、別の番号と混同していないか確認してください。

バーコードや型式番号と区別する

「S-95」「100D23L」「LN3」などはバッテリーの型式です。製造年月日ではありません。

バーコード付近の長い数字も、商品番号やシリアル番号の可能性があります。日付の読み方に当てはまるコードを探してください。

側面や取っ手の下も確認する

製造コードは、必ず見やすい場所にあるとは限りません。

次の場所も確認してみましょう。

  • バッテリー上面のラベルやふた
  • 側面のラベル
  • 取っ手の下
  • プラス端子やマイナス端子の近く
  • ケースに直接打刻された数字

汚れで見えにくい場合は、乾いた布で軽く拭きます。スマートフォンで撮影し、画像を拡大すると読みやすくなります。

外箱や保証書を確認する

バッテリー本体で確認できない場合は、外箱や保証書も探してください。

製造ロットのほか、購入日や取り付け日が記載されている場合があります。実際の使用年数を知りたいなら、製造年月日より取り付け日のほうが正確です。

メーカーや販売店へ問い合わせる

コードは見つかったものの読み方がわからない場合は、メーカーや購入店へ問い合わせてください。

問い合わせるときは、次の情報を伝えるとスムーズです。

  • メーカー名
  • バッテリー型式
  • 記載されているコードすべて
  • コード部分の写真
  • 購入時期

製造コードの形式は、同じメーカーでも製品や製造工場によって異なる場合があります。読み方が合わないときは、無理に判断しないことが大切です。

バッテリー製造年月日のよくある質問

8桁の数字はすべて製造年月日ですか?

8桁すべてが日付とは限りません。

例えば「26021502」は、先頭6桁の「260215」が2015年2月26日を表し、最後の「02」はメーカーの管理番号です。

ただし、コードの形式はメーカーによって異なります。すべての8桁表示を同じ方法で読まないようにしてください。

アルファベットは何月を表しますか?

一部の韓国製バッテリーでは、次のように製造月を表します。

  • A:1月
  • B:2月
  • C:3月
  • D:4月
  • E:5月
  • F:6月
  • G:7月
  • H:8月
  • J:9月
  • K:10月
  • L:11月
  • M:12月

「I」は数字の「1」と見間違えやすいため使用されません。

ただし、すべてのアルファベットが製造月を示すわけではありません。製造工場やラインの管理記号として使われる場合もあります。

製造年月日と取り付け日は同じですか?

同じとは限りません。

製造後に工場や販売店で保管されてから、車へ取り付けられるためです。製造年月日は使用期間の目安にはなりますが、正確な交換日ではありません。

実際の使用年数を確認するなら、保証書や整備記録、購入履歴も確認してください。

製造から何カ月以内なら新品ですか?

「製造から何カ月以内」という共通の基準はありません。未使用で、適切に保管・充電管理されていれば新品として販売されます。

ただし、バッテリーは保管中も少しずつ自己放電します。製造から長期間経過している場合は、次の点を確認してください。

  • 販売店で充電管理されていたか
  • 本体に汚れや端子の腐食がないか
  • 購入時の電圧に問題がないか
  • 保証が購入日から始まるか

製造日の新しさだけでなく、販売店の保管状態も重要です。

製造年月日が見つからない場合はどうしますか?

バッテリーの上面だけでなく、側面や取っ手の下、端子付近も確認してください。外箱や保証書に記載されている場合もあります。

コードは見つかっても読み方がわからない場合は、メーカー名・型式・コードの写真を用意して、メーカーや販売店へ問い合わせてください。

まとめ|製造年月日はメーカーに合った方法で確認する

この記事では自動車用バッテリーの製造年月日の見方について主要なメーカーの実例記事を紹介しながらまとめました。

主に国産バッテリーと韓国製バッテリーとで異なる表記方法になっており、見方も異なります。

ポイントをおさらいします。

国産バッテリーの製造年月日の見方ポイント
  1. 記載場所:バッテリー上面のシールに記載されている
  2. 読み方:「日」「月」「年」「管理記号」の順に読みとる
韓国製造バッテリーの製造年月日の見方ポイント
  1. 1桁目:「製造年→西暦の下一桁」
  2. 2桁目:「製造月→アルファベット表記、表参照」
  3. 3桁目:「製造工場→アルファベット表記:R(韓国)」
  4. 4桁目:「製造日→数字2桁をそのまま読む」

製造年月日が読めるようになれば、以下のようなメリットがありますね。

  • 店舗であればバッテリー購入前に製造からどのくらい経過しているか確認できる
  • ネット通販の場合は購入後か確認となるが、保管期間を管理できている優良なショップかどうかを判断できる。
  • バッテリー取り付け日を忘れてしまっても使用期間を確認できる。

製造から年数が経過している場合は、製造年月日だけで交換を判断せず、使用期間や電圧、エンジン始動時の状態も確認してください。

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