ルーミーのバッテリー交換費用・適合サイズ・おすすめを型式別に解説

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ルーミーのバッテリー交換費用は、交換方法と搭載サイズによって約8,000~50,000円です。

ネット通販で購入して自分で交換すれば、ディーラーより1万円以上安くなることもあります。

ただし、ルーミーのバッテリーは、すべて同じではありません。

結論をまとめると、次の2種類です。

ルーミーの仕様新車搭載サイズおすすめ交換品おすすめ記事
電動パーキングブレーキなしM-42M-55・M-65M-42の互換・おすすめ
電動パーキングブレーキありN-55N-75・N-80N-55の互換・おすすめ

2016年11月~2020年8月頃の前期型は、基本的にM-42です。

2020年9月以降は、電動パーキングブレーキの有無によってM-42とN-55に分かれます。

M-42とN-55は外形サイズが違うため、相互に交換できません。

購入前に、現在搭載されているバッテリーの表示を必ず確認しましょう。

さっそくM-42とN-55を探してみる方は以下をチェックしてみてください。

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この記事では、カーバッテリー開発に携わった経験をもとに、次の内容を分かりやすく解説します。

  • ルーミーの型式・仕様別バッテリーサイズ
  • ディーラーやカー用品店の交換費用
  • ルーミーにおすすめのバッテリー
  • 自分で交換するときの注意点
  • 交換後の初期設定やメモリーバックアップ

適合するバッテリーを間違えず、できるだけお得に交換していきましょう。

目次

ルーミーの適合バッテリーサイズ

ルーミーに搭載されるバッテリーは、M-42またはN-55です。

型式だけでは判別できない場合があります。とくに2020年9月以降は、電動パーキングブレーキの有無まで確認してください。

2016年11月~2020年8月頃のルーミー

年式車両型式駆動方式・エンジン新車搭載サイズ
2016年11月~2020年8月頃DBA-M900A2WD・自然吸気M-42
2016年11月~2020年8月頃DBA-M900A2WD・ターボM-42
2016年11月~2020年8月頃DBA-M910A4WDM-42

前期型ルーミーは、2WD・4WD・ターボ車ともにM-42が基本です。

標準仕様と寒冷地仕様も、同じM-42が設定されています。

交換するときは、性能を上げたM-55やM-65を選べます。

2020年9月以降のルーミー

年式車両型式主な仕様電動パーキングなし電動パーキングあり
2020年9月~5BA-M900A2WD・自然吸気M-42N-55
2020年9月~4BA-M900A2WD・ターボM-42N-55
2020年9月~5BA-M910A4WDM-42N-55

2020年9月以降は、同じM900A・M910Aでもサイズが分かれます。

  • 電動パーキングブレーキなし:M-42
  • 電動パーキングブレーキあり:N-55

トヨタ公式FAQでも、この区分が案内されています。

参考:トヨタ公式「ルーミーの補機バッテリー型式」

ターボ車だからN-55、4WDだからN-55と決まるわけではありません。判断基準は電動パーキングブレーキの有無です。

電動パーキングブレーキの確認方法

電動パーキングブレーキの画像
※画像は電動パーキングブレーキのイメージです

シフトレバー付近に、丸で囲まれた「P」のスイッチがあれば電動パーキングブレーキ装着車です。

ただし、中古車では過去に違うバッテリーへ交換されている可能性もあります。

最終確認は、ボンネットを開けて現在のバッテリー上面に書かれた「M-42」「N-55」などの表示を確認する方法が確実です。

車検証の「型式」と、現物のバッテリー表示を組み合わせて判断しましょう。

M-42とN-55は交換できない

M-42とN-55は、どちらもアイドリングストップ車用ですが、ケースの長さが違います。

比較項目MサイズNサイズ
JIS相当サイズB20B24
長さ約197mm約238mm
約129mm約129mm
総高さ約203mm約203mm
ルーミーの端子位置LL

Nサイズは、Mサイズより約41mm長くなります。

そのため、N-55搭載車にM-65を取り付けたり、M-42搭載車にN-80を取り付けたりすることはできません。

また、ルーミーはL端子です。

  • M-42:使用可能
  • M-42R:端子位置が逆なので使用不可
  • N-55:使用可能
  • N-55R:端子位置が逆なので使用不可

通販ではR端子の商品も一緒に表示されるため、購入時は注意してください。

ルーミーのバッテリー交換費用

ルーミーのバッテリー交換費用は、購入場所によって大きく変わります。

2026年7月時点の目安は次のとおりです。

交換方法M-42搭載車N-55搭載車
ネット購入+自分で交換約8,000~14,000円約14,000~24,000円
ネット購入+持ち込み交換約11,000~22,000円約18,000~32,000円
カー用品店で購入・交換約18,000~28,000円約30,000~42,000円
トヨタディーラー約25,000~38,000円約35,000~50,000円

バッテリーのメーカー、性能、店舗の工賃によって金額は変わります。

トヨタディーラーで交換する場合

ディーラーでは、適合確認から交換後の点検までまとめて任せられます。

交換費用は高くなりやすいものの、次のような安心感があります。

  • 車台番号から適合品を確認してもらえる
  • 交換後の警告表示や初期設定も相談できる
  • 使用済みバッテリーの処分を任せられる
  • バッテリー以外の充電系統も点検してもらえる

電装品の不具合や警告灯が出ている場合は、ディーラーや整備工場への依頼が安心です。

オートバックスなどのカー用品店で交換する場合

カー用品店は、ディーラーより価格を抑えながら、交換作業を任せられる方法です。

オートバックスでは、バッテリー交換工賃が税込2,200円から案内されています。

参考:オートバックスのバッテリー交換費用

ただし、店頭販売されているバッテリーは、ネット通販より高い傾向があります。

店舗独自ブランド、GSユアサ、Panasonicなどから選べる点はメリットです。

ネットで購入して自分で交換する場合

もっとも安く交換しやすい方法です。

たとえば、Panasonic caosのM-65はネット通販で約10,000~14,000円、N-80は約17,000~22,000円が目安です。

工賃がかからないため、ディーラーより1万円以上安くなることもあります。

一方で、次の作業は自分で行わなければなりません。

  • 適合バッテリーの確認
  • バッテリーの取り外しと取り付け
  • 必要に応じた初期設定
  • 使用済みバッテリーの処分

作業に不安がある場合は、ネットで購入して整備工場などへ持ち込む方法も検討しましょう。

持ち込みに対応しているか、工賃はいくらかを購入前に確認しておくと安心です。

ルーミーにおすすめのバッテリー

ルーミーの交換用バッテリーは、次の4製品から選べば分かりやすいでしょう。

現在のサイズ性能重視コスパ重視
M-42Panasonic caos M-65GSユアサ ECO.R Revolution M-55
N-55Panasonic caos N-80GSユアサ ECO.R Revolution N-75

同じサイズ内であれば、性能ランクが高い製品へ交換できます。

一方、MサイズとNサイズをまたいだ交換はできません。

M-42搭載車におすすめ:Panasonic caos M-65

M-42搭載車で性能を重視するなら、Panasonic caos M-65がおすすめです。

M-42とケースサイズ・端子位置が同じで、性能ランクが42から65へ上がります。

短距離走行が多い人や、ドラレコ・カーナビなどの電装品をよく使う人にも選びやすい製品です。

ルーミーのM-42搭載車で迷ったら、まず候補にしたいバッテリーです。

M-42搭載車のコスパ重視:GSユアサ ECO.R Revolution M-55

価格と信頼性のバランスを重視するなら、GSユアサのM-55がおすすめです。

Panasonic caos M-65より性能ランクは低くなりますが、新車搭載M-42より高性能です。

「最高性能までは必要ないが、安すぎる無名品は避けたい」という人に向いています。

N-55搭載車におすすめ:Panasonic caos N-80

電動パーキングブレーキ装着車で性能を重視するなら、Panasonic caos N-80がおすすめです。

N-55と同じB24Lサイズで、性能ランクを80まで上げられます。

N-55搭載車にM-65は使用できません。必ずN-80を選んでください。

N-55搭載車のコスパ重視:GSユアサ ECO.R Revolution N-75

N-55搭載車で費用を抑えるなら、GSユアサのN-75が候補です。

N-55より性能ランクが高く、Panasonic caos N-80より安く販売されていることがあります。

N-55とN-75、N-80は同じNサイズです。価格差を比べて選びましょう。

アイドリングストップ車用を選ぶ

ルーミーには、アイドリングストップ車用バッテリーが搭載されています。

M-42やN-55と同じ外形寸法だからといって、一般的な標準車用バッテリーへ交換するのはおすすめできません。

アイドリングストップ車は、エンジンの停止と再始動を繰り返します。さらに、短時間で充電を回復させる性能も必要です。

標準車用バッテリーでは、必要な耐久性や充電受入性能が不足する可能性があります。

商品説明に、次のいずれかが記載されていることを確認してください。

  • アイドリングストップ車対応
  • アイドリングストップ車・通常車兼用
  • M-42またはN-55の交換対応品

「55B20L」「75B24L」とだけ書かれた標準車専用品は避けましょう。

ルーミーのバッテリー交換時期

アイドリングストップ車用バッテリーの交換目安は、一般的に2~4年程度です。

ただし、寿命は年数だけでは決まりません。

次の使い方では、劣化が早くなることがあります。

  • 近距離走行が多い
  • 週末しか運転しない
  • 渋滞や街乗りが多い
  • ドライブレコーダーの駐車監視を使っている
  • エアコンや電装品の使用が多い
  • 夏や冬にバッテリーへの負担が増えている

次の症状が出たら、早めに点検しましょう。

  • エンジンのかかりが弱い
  • アイドリングストップしなくなった
  • ヘッドライトが暗く感じる
  • パワーウインドウの動きが遅い
  • バッテリー上がりを起こした
  • 点検でバッテリー劣化を指摘された

アイドリングストップしない原因は、バッテリー以外にもあります。

エアコンの作動状況、エンジン温度、外気温などでも停止条件から外れます。アイドリングストップしないだけで、すぐにバッテリー交換と判断する必要はありません。

ルーミーのバッテリーを自分で交換する方法

ルーミーのバッテリーは、エンジンルーム内にあります。

基本的な交換手順は次のとおりです。

  1. エンジンとすべての電装品を停止する
  2. 必要に応じてメモリーバックアップを接続する
  3. バッテリー固定金具を外す
  4. マイナス端子を外す
  5. プラス端子を外す
  6. 古いバッテリーを取り出す
  7. 新しいバッテリーを載せる
  8. プラス端子を取り付ける
  9. マイナス端子を取り付ける
  10. 固定金具を取り付ける
  11. エンジンを始動して警告表示を確認する

取り外しは「マイナス→プラス」、取り付けは「プラス→マイナス」です。

順番を逆にすると、工具が車体に触れたときにショートする危険があります。

用意するもの

  • 10mmレンチまたはソケットレンチ
  • 保護手袋
  • 保護メガネ
  • 必要に応じてメモリーバックアップ
  • M-42またはN-55に適合する新品バッテリー

バッテリーは約11~13kgあります。持ち上げるときは、腰や手を傷めないように注意してください。

エンジンをかけたまま交換するのは危険です。必ずエンジンを停止して作業しましょう。

メモリーバックアップは必要?

メモリーバックアップを使用すると、時計やオーディオなどの設定消去を防ぎやすくなります。

一方で、車種によってはバッテリーの使用履歴をリセットするため、電源を完全に遮断する作業が必要な場合があります。

ルーミーの年式や装備、使用する診断機によって対応が異なる可能性があるため、一律に「必須」「不要」とは言い切れません。

設定が消えるのを避けたい場合はバックアップを使用し、交換後にアイドリングストップが復帰しない場合や警告表示が消えない場合は、ディーラーや整備工場へ相談してください。

バッテリー交換時のバックアップが必要・不要なケースを確認する

バッテリー交換後に確認すること

交換後は、次の項目を確認します。

  • エンジンが正常に始動する
  • バッテリー端子が緩んでいない
  • 警告灯が消えている
  • パワーウインドウが正常に作動する
  • 時計やオーディオが設定されている
  • 走行後にアイドリングストップが復帰する

パワーウインドウのオート機能が使えない場合は、窓を一度開けてから全閉し、全閉後もスイッチを数秒保持すると復帰する場合があります。

警告灯が消えない場合や、電動パーキングブレーキが正常に作動しない場合は、そのまま使用せず販売店へ相談しましょう。

使用済みバッテリーの処分方法

使用済みバッテリーを、家庭ごみとして捨てることはできません。

主な処分方法は次のとおりです。

  • 新しいバッテリーを購入した店舗へ返却する
  • カー用品店へ持ち込む
  • ガソリンスタンドや整備工場へ相談する
  • 廃バッテリー回収に対応した通販店を利用する

通販店によっては、購入者限定で無料回収している場合があります。

ネットで購入する前に、使用済みバッテリーの回収条件も確認しておくとスムーズです。

ネット購入と同時に以下のようなバッテリー回収サービスを利用するのもおすすめです。

ルーミーのバッテリーに関するよくある質問

ルーミーのバッテリーサイズは何ですか?

M-42またはN-55です。

2016年11月~2020年8月頃はM-42、2020年9月以降は電動パーキングブレーキなしがM-42、ありがN-55です。

ルーミーカスタムのバッテリーサイズは?

ルーミーカスタムもM-42またはN-55です。

「カスタムだからN-55」とは限りません。電動パーキングブレーキの有無と、現在搭載されているバッテリーの表示を確認してください。

M900AとM910Aの違いは?

M900Aは主に2WD、M910Aは4WDです。

ただし、駆動方式だけではバッテリーサイズを判別できません。2020年9月以降は、どちらの型式にもM-42とN-55の設定があります。

M-42からM-65へ交換できますか?

交換できます。

M-42とM-65はケースサイズと端子位置が同じで、M-65の方が性能ランクが高い上位品です。

ただし、M-65Rは端子位置が逆なので使用できません。

N-55からN-80へ交換できますか?

交換できます。

N-55とN-80は同じNサイズで、N-80の方が性能ランクが高い製品です。Rの付かないL端子を選んでください。

N-55からM-65へ交換できますか?

交換できません。

N-55はB24サイズ、M-65はB20サイズに相当し、ケースの長さが違います。

性能ランクの数字だけで選ばず、MまたはNのサイズ記号を合わせてください。

アイドリングストップを使わなくても専用バッテリーが必要ですか?

基本的には、車両指定どおりアイドリングストップ車対応品を選びます。

アイドリングストップ機能を普段オフにしていても、車両の充電制御に合わせたバッテリーが必要です。

バッテリーはどこにありますか?

ボンネットを開けたエンジンルーム内にあります。

購入前に現物のラベルを確認すると、M-42とN-55の選び間違いを防げます。

まとめ

ルーミーのバッテリーは、M-42またはN-55です。

ルーミーの仕様新車搭載サイズおすすめ
2016年11月~2020年8月頃M-42Panasonic caos M-65
2020年9月以降・電動パーキングなしM-42Panasonic caos M-65
2020年9月以降・電動パーキングありN-55Panasonic caos N-80

費用を抑えるなら、ネット通販で適合品を購入する方法が有効です。

  • 性能重視:Panasonic caos
  • コスパ重視:GSユアサ ECO.R Revolution
  • 作業も任せたい:カー用品店
  • 適合確認や交換後の設定まで任せたい:トヨタディーラー

もっとも大切なのは、購入前のサイズ確認です。

車検証の型式だけで判断せず、電動パーキングブレーキの有無と、現在搭載されているバッテリーの表示を確認してください。

M-42搭載車ならM-65、N-55搭載車ならN-80を選べば、純正サイズを保ちながら性能アップできます。

M-42とN-55のおすすめ互換品は以下のリンクからチェックしてみてください。

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